ちらっと書いてましたが、離婚訴訟のお話を。
裁判では一貫して「徹底抗戦」の構えを見せていた夫。
例えば、私の主張はとにかく否定する。もちろん訴え(離婚と慰謝料の請求)は棄却。その一方、「離婚して欲しいのはこっちの方だ」という内容の反訴をしてみたり。或いは、私の言動を捏造する。
しかし何度か主張のやり取りを経た後に、私が「証拠」を提出した途端、相手方から和解しましょうという申し出がありました。
夫の弁護士さんが説得してくれたのでしょうか。
夫の普段の行動からすると、ありえないことです。冷静に、合理的に見て勝てる見込みが皆無であろうとも、「負けてなるものか」とすごい勢いで太刀を振り下ろしてくるのが夫です。
ここからは想像でしかありませんが、夫の弁護士さんは夫の言い分しか聞いてない訳ですから、夫の言うがままに 「妻は家のことも満足にせず、勝手に家を出ていった嘘つきな金の亡者」とでも思っていたのでしょうか。いや、まぁ弁護士さんもプロですから、夫の言い分を100%信じた訳ではないかもしれませんが、それでも多少の理があると思ったから代理人契約受けて徹底抗戦の反論をしてきてた訳ですよね。
しかし、私の言い分を十分に立証するだけの客観的な証拠が出てきた訳です。夫が「それは妻の嘘八百である」と散々反論してきたことこそが嘘だったという証拠(ややこしい…)。
そして、夫側の言い分を立証するものは恐らく何もありません。
弁護士さんも、これじゃぁどうしようもないから今のうちに和解しましょう、その方が交渉の余地もありますよ、とうまいこと諭してくれたのでは無いでしょうか。
やりますね、弁護士さん。
あの夫を説き伏せる力が私にもあれば…
(「説き伏せる」とか言ってるからダメだったんだな私は、とも思います。でも明らかに道理が通らないんです、夫の言動。)
先日の弁護士さんとの打ち合わせで、夫側弁護士とのやり取りについて教えてくださったのですが、「あちら(夫側)は大変だったみたいですよ。ベテランですからなんとかなりましたが、若い弁護士だったらもっとややこしくなってたでしょうね」とのことでした。
お察し致します…。
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