パンダ愛

7月某日、友人たちとアドベンチャーワールドに行って来ました。

パンダくろしおを見て、普通のくろしおに乗る

息子が若干子鉄の頭角を表していて、
私もご多分に漏れず母鉄に爪先くらいは突っ込んでいます。
(爪先ね。浸かる気はありません。)

そんな母と子、自分達が乗る特急「くろしお」の1本前がパンダくろしおだということで待ち合わせ前に見てきました!

かわゆ。
のっぺりした287系のお顔に、パンダの目。
これはパンダだからこそ成り立つ!
熊だとか、キリンだとか、とにかく他の動物じゃこんなにシンプルに表現できないと思うの。

※パンダくろしお(JR西日本)
アドベンチャーワールドのラッピング車両。
2017年から期間限定で運行していて、運行予定は前日の夕方からしかわからない。(日に0~3往復程度)

くろしおでおでかけしよう:JRおでかけネット
パンダくろしおの特設ページです。くろしおに乗って、和歌山におでかけしよう!!

こどもが2人いたので、2人で1席あればいいかなーと、子供は1席だけ指定を取りました。
幼児の指定席取る時って、指定券だけ買えばいいんだと思ってましたが、
乗車券も必要になるんですね!

指定席不要 → 乗車券も指定券(特急券)も不要
指定席必要 → 乗車券も指定券(特急券)も必要
ということでした。あぁ勘違い。

ということで、変更やキャンセル不可のとくとくきっぷで行ってきました。
乗車券込で、大人4,400円(新大阪(大阪市内)→白浜)、
子供は1,000円(区間問わず一律)です。
e5489専用「くろしお指定席きっぷ」│トクトクきっぷ:JRおでかけネット

前泊することにした

目的はアドベンチャーワールド(以下AW)ですが、日帰りで行くにはちょっと微妙。
なんてったって、新大阪から3時間くらいかかる。
早朝に出れば可能は可能ですが、疲れすぎたらAWできっと楽しめない・・・
ということで、前日の夜出発し、皆でペンションに泊まることにしました♪

一人4,000円で普通の1LDKのマンションみたいなお部屋に泊まりました。
大人4人、子供2人。
素泊まりで十分ですし、サービスも過不足なし。大満足です。
ps-co.jp

憧れの永明さんに会う

皆さん、パンダ界のHERO、永明さんをご存じでしょうか。

そもそもパンダというのは、人間よりも(!!)交際相手の選り好みが強く、
繁殖させるのは容易ではありません。
多額の費用をかけてお見合いしても、お互い興味ありませんでした、チーン。
みたいなことが、頻繁に起こるわけです。

そして、パンダが妊娠できる期間(発情期)は、1年のうち数日程度。

もう、これだけで如何にパンダの妊活が険しい道のりかおわかり頂けるでしょう…

運良く妊娠できたとしても、1度に生まれる赤ちゃんは1~2頭。
自然界のパンダは、1度に1頭しか育てられないので、2頭生まれたとしても1頭だけを育てます。
(今は人間がうまいこと交互にお世話したりしながら、2頭育てていると思いますが。)

そんなパンダ界に現れた我らがヒーロー、 「永明(エイメイ)さん」。
御年26歳、「飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダ」と言われています。
(パンダの平均寿命は20歳程度です。)

彼は、梅梅(メイメイ)というパンダとの間に、次々と子供を設けます。その数6頭。
パンダとは思えない圧倒的な繁殖能力。
彼のすごいところは、ここで終わりません。

梅梅とその前夫(笑)との間に生まれた子供、つまり人間で言うと永明の義理の娘である良浜(ラウヒン)。
彼女が年頃になった頃、なんと!
その義理の娘である良浜を生殖相手に選んでしまいます。
そして良浜との間にも、8頭の子供が生まれることになります。

そりゃーね、梅梅が好みなんだったら、その娘も好みでしょうよ。
でも血はつながっていないとはいえ、義理の娘だよ…
ひ、ひとでなし…
でもパンダですから。
パンダの世界では、紛れもなく英雄です。

TBSアナウンサーの安住さんは、彼ら夫婦のことを「エイメイとメイメイ」ではなく、
敬意を持って「ナガアキさんとオウメさん」と呼んでました。
というか、これらの情報のほとんどは、安住さんのラジオで仕入れました笑
日曜天国、面白すぎる。(ポッドキャストで聞けなくなって残念。)

もともとパンダは好きでしたが、
こういう話を聞いて、ますます好きになってしまったパンダ。
なんて非効率な生き物なんだ。
なんてミステリアス(笑)な生き物なんだ。

そして恋焦がれて10年弱、やっと実物の永明さんに会うことができました。
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暑すぎて、だらけてました。
そりゃそうよね。
ただのおっさん。人間みたいな寝方です。

熱くなりすぎました。
興味を持たれたみなさん、ぜひ永明について調べてみてください。

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