おともだちのほっぺをつねってしまった

4歳(年少)の息子、保育園でお友達のほっぺをつねってしまいました。

家では割と我儘も言うし元気いっぱいですが、基本慎重派で、保育園や外で何か嫌なことがあってもなかなかアクションが起こせない感じだった息子。

どちらかというと、攻撃を受ける側になりやすい性格だと思っていた位だったのですが、今回はお友達との関わりの中で、ほっぺをつねってしまったそうです。

保育園にも慣れてきて、自分の主張が少しずつできるようになってきたのかもしれません。(もちろん手は出したらダメですが。)

cryingboy

 

一体何があったの?

  1. 息子は一番の場所(端っこ?)に座りたくて、そこに自分の椅子を置いた
  2. Aちゃんが来て、その場所に座ってしまった
  3. 息子は言葉で「ごめんね(どいてね)」と何回か言ったが、Aちゃんに「いやだ!」と言われた
  4. 息子は怒って、Aちゃんをつねった
  5. Aちゃんが泣き、仲裁が入り、謝って許してもらった

息子の話と先生の説明によると、こんな流れだったようです。

 

「まだまだ言いたいことが言えなくて、手が出ちゃう時期よね~」で済まされる年齢でもなくなってきている気がするのですが、どうでしょう。

もう達者にしゃべるしね。「しょうがない」では済まされません。

でも、解決方法がわからなくて、でもどうしても嫌で、そんな方法を取ってしまった息子の気持ちもわかります。共感は示しつつ、手を出したのは良くなかったと話さなければ!

 

2人きりの家族会議

家に帰ってから、息子の口から真実を説明してもらおうとしたのですが。

3時間くらい時間をかけたものの(もちろんずっと話をしてた訳ではありません)、とうとう本当のことを話してはくれませんでした。

 

「座りたいところに座れなくて、Aちゃんがお話聞いてくれなくて悲しかった」という部分は話してくれるし、私が理解を示してるということもわかってる様子。

でも、それで「何をしたか」には頑なに触れない。

「まだ言いたくないんならいいよ、お母さんに言いたくなったら言いに来てね」と伝えておくと、自分から言いに来るんです。「話すことにしたー。」と言って、抱きついてくる。

「あのなー、Aちゃんにな、えっとな、」みたいな感じで先には進まない。

進んだと思うと、「つねった」という事実が抜けた形で完結する。

(「2回言ったらどいてくれた」とか。「Aちゃんにちょっかいして、ゴメンねして、いいよって言われた。」とか。)

「うーん、本当のこと言う気持ちになったらまた教えてね」とご飯を作ったりしていると、また言いに来る。でもつねったことは言わない。

 

みたいな繰り返しでした。

 

「悪いことをした」という自覚、罪悪感があるからこそなかなか言えないんだとは思いますが。

いくら「怒らないから、ちゃんと自分のしたことを教えてね」と言ってもダメ。

 結局私に「嘘をついて誤魔化している」ことについては私に怒られてしまう訳ですが…

 

最終的に、私が「Aちゃんつねっちゃったの?」と聞いて、やっと話してくれました。息子半泣き。そうだね、辛かったね。

「どうしていいのかわからんかったよね、どうしたら良かったと思う?」と二人で考えました。

 

じゃんけんする。

交代して座る。

今回は譲って次は僕が一番ね(或いは逆)、と約束する。

先生に相談する。

諦める。

 

ここらへんが私の限界。

 

翌日の朝も、「おともだちは叩いたりつねったりしないよ。お口で言おうね。できたらお母さんに教えてね。」と言うと、元気いっぱい「うん!」と笑顔。「じゃんけんとー、後はどうしたらいいんやったっけ?」と復習していました。

 

Aちゃんのお母さんは連絡先も知らないし(てか誰の連絡先も知らない)、送迎でよく見かけるのでその時にと思い、結局2日後に声をかけて謝りました。「わざわざすみません、全然大丈夫なので気にしないでくださいね」とは言ってくださいましたが、そもそも謝られても「気にしないで」以外の返答のしようがありませんよね…

怪我したとかじゃないし、先生との話した上でのことなんですが、この対応が正解だったのかちょっとモヤモヤしています。逆の立場なら、本当に「気にしないで」と思うのですが、相手が女の子でお顔だったので余計に心配になってしまいます。先生に連絡先を聞いて(教えてもらえるのか?!)、その日のうちに謝った方が良かったのか。まぁ、終わったことを考えても仕方ないんですがね。

 

悩める毎日 

最近息子の嘘も気になります。

私が怒りすぎなんでしょうか。でも悪いことは悪いって言わないとダメだし。

できるだけ、「行為」について話してるつもりなですが…「そんなことするのは悪い子だ!」じゃなくて、「そんなことは悪いことだよ」「嘘はみんな嫌なんだよ」的な話し方。

 

あと、危ないことや悪いことをして、言って聞かせてもどうしようも無いときに、私も感情的になってきて手をピシっと叩いてしまうことがあります。

これは私も相当自己嫌悪に陥るのですが、なかなか直せない。

 

私のこういうところが息子に悪影響を与えて、今回の手を出すという行為につながったのでは、と思います。

大人の私が直せないのに、4歳の子に直せと言う矛盾。 

 

2人きりで閉鎖空間にいるのが良くないですね、きっと。

実家に居ると私も余裕があって、そんなに怒ることもありません。いや、悪いときは叱りますが…寧ろ私は割と放任してると思われてるのか、母には「悪いことは叩くなり外に出すなりして教えないと後々困ることになるよ、三つ子の魂百までだよ」的なことをよく言われます。

(母は自分の弟が末っ子長男で甘やかされた結果、厄介な大人になっているという実体験に基づいて真剣に心配して言ってくれてるんですが)

私自身は叩く必要はないと思っています。なのに、余裕無くなって叩いてしまうことがあって、もう本当に嫌になる!!!

 

叱り方が下手すぎる。子供の喧嘩みたいになってくる。

頑張れ私。お母さんももう4年生。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました